いじめのない世界を目指す「ピンクシャツデー」の取り組みが2月24日に中区常盤町の横浜YMCAで行われた。
1階フロアには、いじめや差別・偏見をなくすための行動やメッセージを書いたボードを手にしたYMCAの職員らの写真が掲示され、いじめ撲滅を啓発。また、横浜駅東口のそごう入口前では、いじめに関する資料展示をはじめ、横浜税関、市開港記念会館、市庁舎などがピンク色にライトアップされた。
ピンクシャツデーは、2007年にカナダでピンクのシャツを着て登校した少年がいじめられたことを受け、その少年の先輩がいじめに反対するためピンクのシャツを着ようと呼び掛けたことがはじまり。その出来事があった2月最終水曜日を「ピンクシャツデー」として、いじめについて考える日に位置付けられている。
保護者の思いも
「友達を大切に」「自分を大切に」「自分がされて嫌なことは他の人にしない‼」。3歳の子どもを横浜YMCAのプレスクールに通わせている保護者もいじめ撲滅にメッセージを寄せた。「自分を大切に」と書いた平澤梨絵さん(38)は「自分を大切にできなければ、他の人を大切にできないと思った」と話していた。
横浜YMCA1階のメッセージ掲示は、3月7日まで行われている。
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