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MM21熱供給第5回 設備導入で省エネ実現へ 取材協力/開発計画部 澤出さん、堤さん
みなとみらい21(MM)地区へ冷暖房や給湯に使う熱エネルギーを供給するみなとみらい21熱供給株式会社。このコーナーでは、同社で働く人にスポットを当て業務内容などを紹介する。第5回目は、開発計画部の課長・澤出さんと課長代理・堤さんに、省エネ・効率化の実現に向けた大型機器の導入について聞いた。
2つある同社のプラント内には、熱エネルギーを製造する大型のボイラーや冷凍機が何台も並ぶ。開発計画部は、それらの設備の増設や更新工事を担当し、計画から手掛けている。2019年には日本最大のボイラー、20年11月は世界最大級の冷凍機をはじめ3台搬入した。澤出さんは「大型機器を導入することで、限られたプラントスペースを有効活用しています」と述べ「導入した最新機器を優先的に運転することで、高効率かつ省エネの実現に寄与しています」と説明する。
先進技術を求め
大型機器の導入は設計から運用開始まで概ね2年かかる。そのため、MM地区の開発動向や環境性に対する社会的なニーズを見据えた中長期計画が重要となる。そうしたなかで注視しているのは、メーカーによる機器開発の動きだ。堤さんは「『より一層の省エネ化』『先進技術の挑戦』を掲げて計画を立てている」と話し「主要メーカーなどへ低・脱炭素化の情報を積極的に収集していくことが機器選定の判断材料となる」と語る。今後は、冷凍機に使用される冷媒を環境負荷の少ないものに転換し、ゼロカーボン社会の実現にむけた視点を踏まえ、更なるMM地区全体の環境性向上を目指した最新設備を導入していく。
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