重症の心身障害児・者の家族らが立ち上げた社会福祉法人が法改正の波にもまれながら施設を開所する5年間を描き話題を呼んだドキュメンタリー映画『普通に生きる』の続編、『普通に死ぬ〜いのちの自立〜』(2020年、119分)=写真=が、中区の長者町5丁目交差点近くの横浜シネマリンで上映されている。6月4日(金)まで。
今作では、グループホームの開所や新規事業所建設という流れの中で、年齢を重ねていく本人と家族の8年を撮影。在宅生活における医療的ケアの中心を担っていた母を失った障害者が直面する地域生活の厳しい現実などを通して家族や支援者、医療者の葛藤、気づき、そして希望となる「一緒に生き合う」を考えさせられる。
監督は前作に引き続き共働制作プロダクション、マザーバード=東京都=代表の貞末麻哉子さん。撮影、構成、編集も手掛けた。
貞末さんは今作について「人が、ほんとうの意味で『自立』するとは、『いのち』として立つ、立たせる、立ち合う、ことなのではないか。それは、互いの『いのち』を骨身から尊重し合ってこそはじめて成し得るのではないか。この映画にはそんなふうに『生』を支える人たちが登場します。支えられる障がいのある人たちもまた、多くの人々の人生を支えています。誰もが対等に『生き合う』ことができる場所。そんな場所をこの映画では探しました」とコメントしている。
観覧料金は一般1800円、大学専門学生・シニア(60歳以上)は1100円、高校生以下800円となっている。
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