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MM21熱供給第8回 持続可能な社会の担い手を みなとみらい本町小学校とトップ対談
みなとみらい21地区へ冷暖房や給湯に使う熱エネルギーを供給するみなとみらい21熱供給(株)。第8回目は、同社代表取締役社長・内田茂氏とみなとみらい本町小学校校長・小正和彦氏が対談。2019年3月に教育連携協定を結んだ両者が「持続可能な社会の担い手を育てる」をテーマに語り合った。
―みなとみらい本町小学校の特色は。
小正「2018年4月、本校が開校しました。今年で4年目です。開校当時から持続可能な開発のための教育(ESD)を柱に学校づくりを行っています。全ての学級でESDをテーマにプロジェクト学習を行い、委員会活動や運動会など全校や学年をまたぐ活動でもESDの視点を持ち合わせ、学校活動全体で取り組んでいます」
―ESDの一環でMM21熱供給(株)と教育連携協定を結びましたね。
内田「当社はエネルギー企業であり、地球規模である環境問題や温暖化対策の先端を進むべき業種です。本業が持続可能な開発目標(SDGs)の達成に繋がるのです。私が当社に着任した18年6月には、社員の中でSDGsという言葉が行き交うことはありませんでした。そこで市の職員として教育界に関わった経験から小正校長とも縁があったため『SDGsの意識を子どもたちとの関わりを通じて知ってもらいたい』と声をかけさせていただきました」
―企業などとの連携も重要視されていますね。
小正「文科省と環境省により『第2期ESD国内実施計画』が21年5月末に策定され、私は策定委員を務めました。その中でESDの達成は学校だけで解決できる問題ではなく、関連する企業や団体といかに協力関係を築き、活動していくかが大きなテーマとなっています。特に地元企業や団体と一緒に持続可能な地域づくりに取り組むことが重要であり、このお話しは大変ありがたいことでした」
―連携内容は。
内田「みなとみらい地区の児童の家庭には、当社の熱エネルギーが使用されています。まずはプラント見学を行い、身近に感じることでSDGsの達成を自分が住む街で考える、きっかけづくりになればと思っています」
小正「熱供給さんは本業の企業活動がSDGsの達成に結びついています。子どもたちは、自分の住んでいる街の企業を見学することで『自分ごと』として考え、さらに生活のなかで再度実感し価値感の醸成に繋がります。そんな経験をさせてもらえる熱供給さんとの連携は非常に価値のあることだと思っています」
―今後に向けては。
小正「SDGsの達成目標年度である2030年以降、子どもたちがどの学部や進路、企業を選ぶかでESDの本当の価値が発揮されます。子どもたちのSDGsに対する考え方の基礎となる価値を実感できる熱供給さんのようなパートナーを増やしていきたいです」
内田「省エネや脱炭素化など事業を通じて小学校と連携することで企業価値が高まります。今後はプラント見学に限らず幅広く連携できればと思っています」
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