南署
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12月26日
西区南部に位置する第4地区住民の取り組みが「アジア健康長寿イノベーション賞2021」の国内優秀事例に選ばれ、7月末に発表された。連合自治会と地区社協との緊密な連携による高齢者ケアが評価された。9月2日には同地区で受賞報告会が行われた。
アジア健康長寿イノベーション賞は、日本政府が掲げるアジア健康構想の実現の一助として昨年から開催されているもの。高齢化による様々な課題の解決となる革新的な取り組みや製品など、アジア各国の事例を募集し表彰している。
国内からは33件の応募あり、最優秀事例6件、優秀事例6件が選定。西区第4地区の取り組みは優秀事例の一つ。企業や各種法人などからの応募が多い中、地域住民団体の事例の受賞は初めて。
社協と自治会が連携
人口約1万5千人の第4地区には15の町内会・自治会があり、それをまとめるのが連合自治会(菱倉圭吾会長)。そして、同じ地区を活動対象とする社会福祉協議会(社協/米岡美智枝会長)がある。今回評価されたのは、連合自治会と地区社協を中心とした住民主体の高齢者ケアだ。
独居老人の訪問や子どもから高齢者までを対象とした「みんなの食堂」、各種まつりなどを互いに紹介する事業、身近な会場でのコンサート、また避難訓練なども自主的に行っている。
自治会と地区社協など、組織間のつながりが希薄なケースが多い中で、第4地区では緊密な関係が実現している。その要因について地区社協の米岡会長は「地域の担い手は自治会。社協はコーディネート役」と説明する。一方で他の社協役員は「自治会と社協が役割を明確化せず『緩やかさ』があることで参加しやすい環境につながっている」と指摘した。
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