NPO法人横浜シティガイド協会は11月25日、渋沢栄一の横浜ゆかりの地を巡る「青天の渋沢栄一ツアー&講演」を開港記念会館で開催した。午前と午後の2回に分かれて開催され、約70人が参加。
NHKで放送されている大河ドラマ『青天を衝け』の主人公として登場し、注目を集めている渋沢栄一。1867年に横浜港から渡欧し、開港記念会館で講演も行っていることから、同館を基点とした企画となった。
息子と創業
開港記念会館で開かれた講演会では、渋沢栄一が創業した澁澤倉庫(株)執行役員の簱浩志氏が登壇。「栄一翁」と敬称をつけながら、講義を展開。同社で用いられている社章のマークは渋沢家の家印であることや、同社の創業について栄一と息子・篤二とのエピソードなどを披露。栄一は、江東区の同社本店所在地(当時の東京市深川区福住町)に本邸を構えていた。そこは蔵が立ち並び舟運を利用した物資集積地だったことから倉庫業の創設について栄一が篤二に話したのが、同社の誕生に繋がったという。
ガイドツアーは、「日本近代・経済の父」と「国際親善♡平和活動」と題した午前・午後のコースで実施された。栄一の従兄である喜作が商いを行った渋沢商店跡や澁澤倉庫横浜支店、「青い目の人形」が展示されている人形の家など栄一にゆかりある横浜の地を巡った。
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