横浜市は、山下ふ頭再開発の新たな事業計画策定に向けて、市民から意見募集を開始した。合わせて横浜ベイブリッジから内側の内港地区の将来像の検討についても意見を募る。期間は今年の6月30日まで。
意見募集は、市民をはじめ市外在住者などから幅広く受け付ける。応募は、リーフレットに付属するはがき、およびインターネットの入力フォームから。リーフレットは市役所3階の市民情報センターや全区役所の広報相談係、鉄道駅などで配布する。また市内各地に市職員が出向いて、市民らとの意見交換の機会も設ける予定だ。
民間事業者からの事業提案も募る。内港地区の将来像や山下ふ頭の開発コンセプトをはじめ事業性などの提案を求める。開発実績や資金力などの一定の基準をクリアし登録を行った事業者が対象。登録は5月31日まで。山下ふ頭再開発は、カジノを含む統合型リゾート(IR)は除く。
意見募集後の来年度後半に地元団体の代表者や有識者などで構成される委員会を設置し、事業計画の策定、事業者募集、事業予定者の決定を行う。2024年度ごろに港湾計画を改訂し26年度ごろに山下ふ頭再開発を事業化。新たな計画に基づく再開発は30年ごろの供用を目標に掲げる。
昨年12月23日の記者会見で山中竹春市長は、山下ふ頭の再開発などについて透明性を確保しながら進めるとし、「立地の特性を生かして横浜経済をけん引できるものを実現したい」と話した。
中区・西区・南区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
4月13日関内でフードフェス4月10日 |
|