横浜市がコロナ禍の影響で苦境に立たされている飲食店を支援するために昨年12月から始めた飲食店利用促進事業「レシ活チャレンジ」の利用者のポイント還元率が1月21日に従来の5%から20%に引き上げられた。
テクアウトとデリバリーに限定
同日からまん延防止等重点措置が適用されたことを受け、還元対象から店内飲食を除外し、テイクアウトとデリバリーでの飲食とした。
「レシ活」は市内飲食店のうち、県が発行する「感染防止対策取組書」を掲示してレシートを発行している店舗を利用し、専用アプリ「ONE」を通して取組書とレシートを投稿すると、約2週間後に利用金額の5%がポイント還元される仕組みだった。ポイントはアプリ上で電子クーポンへの交換や個人口座への出金も可能。
市は還元用に2億円を用意したが、開始から約1カ月半が経過した時点でも還元金額が予算の約5%にとどまっていた。
利用者から「スマホで取組書を撮影するのが手間」といった声が寄せられていたことから、21日以降は、レシート投稿のみで申請できることにした。加えて、還元率を20%に引き上げることで、利用増加を図る。同時にポイントの還元上限を1万円分から3万円分にした。
期間は2月28日まで。市経済局は「感染拡大防止に取り組みながら、飲食店を支援する『レシ活チャレンジ』に参加してほしい」としている。
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