相模鉄道(株)=本社・西区北幸=と東急電鉄(株)=本社・東京都渋谷区=などは、これまで2022年度下期としていた相鉄・東急直通線の開業時期について2023年3月を予定していることを1月27日に発表した。
この整備事業は、神奈川東部方面線整備事業の一環。相鉄線とJR線、相鉄線と東急線が相互に乗り入れが可能となることで、横浜駅を経由せず横浜市西部や県央部から都心部への交通の利便性向上などが期待される。
19年11月末には、羽沢横浜国大駅が開業し、相鉄本線の西谷駅との約2・7Km間が接続されたことで、「相鉄・JR直通線」の整備が完了。
現在は羽沢横浜国大駅から日吉駅までをつなぐ約10Kmの区間で「相鉄・東急直通線」の整備が進められている。
来年3月の路線開通後には二俣川〜目黒間が約38分、湘南台〜新横浜間が約23分、新横浜〜渋谷間が約30分で結ばれる予定だ。
14路線結ぶ広域網に
西谷〜新横浜間が相鉄新横浜線、新横浜〜日吉間が東急新横浜線の名称となる。相鉄本線・いずみ野線、東急東横線・目黒線に接続し、東京メトロ南北線・副都心線、都営三田線、埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線、東武東上線まで直通運転を行う。14路線が関わる広域的な鉄道ネットワークとなるが、具体的な運行計画については今後発表される。
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