神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

意見広告・議会報告

市政報告 民主主義に基づく弛(たゆ)まない市政を

公開:2022年3月31日

  • X
  • LINE
  • hatena
民主主義に基づく弛(たゆ)まない市政を

新年度予算を可決

 3月23日の横浜市会本会議において、令和4年度横浜市予算が可決されました。一般会計予算は、私の属する立憲会派のほか、自民・公明・共産の各会派をはじめ81名(投票総数83名)の多数の市議の賛成により可決。予算のほか、2名の新しい副市長人事への同意、選挙区定数の変更(神奈川区1増、泉区1減)等の議案を可決し、議員提出の「ロシアによるウクライナへの侵略を非難するとともに、国際紛争における武力行使の根絶を求める決議」を全会一致で決議しました。

人口減時代に備えて

 一般会計は1兆9749億円、特別会計は1兆2484億円、公営企業会計は5842億円となっており、市税収入の見込額は8458億円。予算編成時の歳入と歳出の収支差は400億円、その差額のうち200億円は減債基金によって埋められています。本来、減債基金は将来の市債の償還に備え、将来世代のため積み立てている基金であり、歳入と歳出の差額である「市の1年間の赤字」を埋めるためのお金ではありません。

 横浜市はこの手法が近年続いており、財政に責任ある市政運営のため見直しが必要との観点から「横浜市の持続的な発展に向けた財政ビジョン」の素案が示され、市民意見の募集が行われています(4月5日まで)。財政ビジョンは5月の第2回定例会で特別委員会を開き審議される予定です。

 これからの時代は、人口が減り、働く世代の人数が減り、自治体の税収が徐々に減る一方、高度成長期に建設された学校や市営住宅などの公共建築物の老朽化による建替え等に係る経費、そして保育・介護・医療・障がい者福祉等に必要な社会保障に係る経費も、超高齢社会が進むなかで増えていきます。

暮らしを守る哲学とともに

 バブル崩壊以降、構造改革によって賃金が下がり続けてきた日本社会で、地方では地域交通や保健所機能なども削減され、その影響は新型コロナ対策にも及び、バス路線の削減は市民生活と地域経済に打撃となっています。横浜市は、60年代から自立した都市への変革をめざし、みなとみらい21地区の整備やベイブリッジ建設、地下鉄整備等の六大事業を進めてきました。横浜独自の都市デザインによって公共空間を創出し、人口急増に対応して市民生活を守る明確な哲学がそこにあったと思います。

 誰もが無理を強いられることなく幸せに暮らせる日常をいかに実現するかが市政の要諦。市民の声、民主主義に基づく弛まない議会と行政の切磋琢磨によって、着実に横浜の未来を切り開いて参りたいと思います。

おぎわら 隆宏

横浜市西区藤棚町1-100

FAX:045-334-7213

http://www.ogiwara-takahiro.com/

横浜駅直結!東急リバブル横浜センター

▼売物件(一戸建、土地、マンション、事業用)募集中。お気軽にご相談下さい▼

https://www.livable.co.jp/branch/yokohama/

きもの格安撮影会!家族の記念や七五三の前撮りに

5月5日・6日横浜・シルクセンターで。きものレンタル&着付けセットで7千円

https://rarea.events/event/163196

<PR>

中区・西区・南区版の意見広告・議会報告最新6

桜の季節に猛暑を想う

市政リポート60

桜の季節に猛暑を想う

中区選出公明党市会議員 福島直子

4月17日

ドラマの舞台を視察

『119番』火事ですか、救急ですか! 市政報告

ドラマの舞台を視察

自民党市会議員(中区) 松本 研

4月3日

安全で安心して暮らせる神奈川の実現に向けて

県政報告

安全で安心して暮らせる神奈川の実現に向けて

県議会議員(南区) きしべ 都

3月27日

地下鉄割引制度の継続を

中学生の校外活動を支援 ニッタオンライン市政報告78

地下鉄割引制度の継続を

横浜市会議員(南区) 仁田(にった)まさとし

3月20日

新たな横浜市地震防災戦略

市政報告

新たな横浜市地震防災戦略

自民党市会議員(中区) 松本 研

3月13日

新かながわグランドデザインを着実に推進

県政報告

新かながわグランドデザインを着実に推進

県議会議員(南区) きしべ 都

2月27日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

中区・西区・南区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

中区・西区・南区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年4月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook