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(株)ＫＳＰ 社会の持続的発展に寄与を パシフィコノースで入社式
辞令を受け取る奥田さん（左）
県内大手の警備会社・（株）ＫＳＰ（田邊中代表取締役）＝本社・横浜市中区山吹町＝の入社式が４月１日にパシフィコ横浜ノースで行われた。ＫＳＰグループ３社合計で新入社員68人が出席した。
田邊社長はあいさつの中で昨年夏に開かれた東京五輪にふれ、「成功裏に終わることができたのは、１万２千人からなる民間警備会社の尽力によるものと言っても過言ではない」と話し、警備業の重要性を指摘。そのうえで、「一人一人が主体性を持ち、社会の持続的発展に寄与していることを実感して欲しい」と新入社員にエールを送った。創業者の田邊龍美会長も登壇し「失敗を恐れず挑戦して欲しい」と激励した。
新入社員を代表して辞令を受け取った奥田仲間さんは「学生時代に体育会で培った元気強さで何事にもチャレンジしていきたい」と話していた。
羽田など、空港における業務も担う同社。近年は女性社員が増加傾向にあるという。新入社員の３割を女性が占めた。入社式の運営に携わった２年目の御園生亜季さんは「頼りになる先輩になりたいです」と笑顔で語っていた。
警備業務は、コロナ禍においても物流や医療などの現場、また休館中の施設などにおいても必須。社会インフラの保持に必要不可欠な仕事として重要度が増している。
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