高齢者にスマートフォンの操作を教えたり、楽しさを伝えるボランティア、「スマホサポーター」の養成講座が西区社会福祉協議会で6月3日に行われた。
全3回の初回で、京セラ(株)通信機器事業本部から講師を招き、高齢者に操作などを説明する際の心構えについて理解を深めた。講師は、高齢者からの質問に対して具体的な解決策を提示する前に、まず「大丈夫ですよ」と相手に寄り添い、信頼関係を築くことが重要だと説明していた。
西区社協によると、団塊の世代全員が75歳以上となる2025年を見据え、インフラとなりつつあるスマホについて、地域の中で教える環境を整備しようとサポーター養成講座を企画した。
みなとみらい21地区から参加した藤原秀規さん(70)は、「スマホの操作を初めて会う人に教えることで、私自身刺激になる」と話していた。磯子区から参加した小巖楓(18)さんは「祖父母が、孫とスマホで連絡を取るお手伝いができたらいい」と話していた。
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