神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中区・西区版 公開:2022年7月14日 エリアトップへ

横浜平沼高校 かるた部 県1位で全国へ 3年ぶり6回目の栄誉

社会

公開:2022年7月14日

  • LINE
  • hatena
練習に励む部員(上)県優勝し笑顔の大会出場メンバーら(下)
練習に励む部員(上)県優勝し笑顔の大会出場メンバーら(下)

 横浜平沼高校かるた部は、県予選で優勝し7月23日に近江神宮(滋賀県)などで行われる競技かるたの全国大会に出場する。同大会出場は3年ぶり6回目。部員たちは「全国出場だけで終わらず、結果を残したい」と意気込む。

 「畳の上の格闘技」と称される競技かるたは、読み上げられる小倉百人一首の札を、相手よりいかに速く取るかを競う。

 同校は5月に行われた県予選に出場。県内31校を勝ち抜き優勝し、全国への切符を獲得した。大会出場メンバーは8人。うち3年生2人、2年生2人、1年生1人の計5人が試合に出場した。

 「(勝ち上がった8校が総当たりする)二次予選は正直きつかった」と主将の生亀香珠彩(いきかずさ)さん。最終の桐光学園高校戦では、両者とも札が残り1枚ずつとなる「運命戦」にもつれ込む接戦を繰り広げたが、「最後まであきらめず粘り強く戦って勝てた」と振り返る。全国出場が決まった時には、部員ら皆が駆け寄り泣いて喜んだという。

生徒主体で教え継ぐ

 同校は全国常連の強豪校だが、部員全38人の半数以上が未経験者。強さの秘訣を尋ねると、副部長の長崎歩人さんは「先輩たちの指導のおかげで上達できている」ときっぱり。引退・卒業後も練習に参加する人が多く、現役生は上級生との試合を重ねることで、腕を磨いているという。

 全国大会は一昨年はコロナ禍で中止。昨年は大会規模が縮小され、県予選2位で惜しくも出場を逃したため、現在の部員は全国の大舞台は皆初めて。出場メンバーの中里彩さんは「皆で一丸となって優勝を目指す。思い出に残る大会にする」と力強く話した。

中区・西区・南区版のトップニュース最新6

信愛塾が45周年

南区NPO

信愛塾が45周年

外国ルーツの子ども支援続ける

11月21日

いじめ認知件数 最多に

市内公立小中学校

いじめ認知件数 最多に

市調査で3年連続増

11月21日

蒔田公園に仮設桟橋

運河チャレンジ

蒔田公園に仮設桟橋

17日、水上交通で街つなぐ

11月14日

全盲者が描く似顔絵と心

全盲者が描く似顔絵と心

南区のNPOが企画

11月14日

使用済み油が航空燃料に

使用済み油が航空燃料に

中区内に回収場所広がる

11月7日

DXで搬送時間を短縮へ

市消防局

DXで搬送時間を短縮へ

実証事業で早期整備めざす

11月7日

あっとほーむデスク

  • 10月17日0:00更新

  • 7月18日0:00更新

  • 7月4日0:00更新

中区・西区・南区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月21日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook