本牧南小学校の児童たちは昨年度から、アイスホッケー競技でパラリンピック銀メダリストの上原大祐選手との交流を通じ、学びを深めている。
子どもたちから「大ちゃん先生」と親しまれる上原選手は、先天性の障害で車いすで生活。19歳から本格的に始めたアイスホッケーで、これまで3度パラリンピックに出場。2010年のバンクーバー大会では銀メダルを獲得した。
同校6年生は6月27日、上原選手の指導の下、パラ競技の車いすバスケットを体験。児童たちは「思うように動けない」と車いすの操作に戸惑いながらも、試合が始まると真剣な面持ちでゴールに向かった。授業を終え、上原選手は「パラリンピアンは工夫とアイデアの達人。きょうの体験を周りの皆に伝えて。これから色んなパラスポーツを見たり、調べたりしてみて」と呼び掛けた。
大ちゃん先生とダンスを
6年生のエルナンデス天海(そら)さんは、上原選手との交流を通じ、「感動と元気をもらっている」という。同校の階段を手押し車の動きで上り、逆立ちで下る姿や、東京パラリンピックの開会式で2本の縄を跳ぶ「ダブルダッチ」を挑んだと聞き、「車いすではできるはずがないと決めつけていたのでビックリした」と話す。今は自身が1年生の頃から続けている得意のダンスを「いつか大ちゃん先生と一緒に踊りたい」と夢見ている。
この思いを書き留めた作文は「よこはま子ども国際平和スピーチコンテスト」で中区審査会2位に入賞。エルナンデスさんは「緊張や恥ずかしさもあったけど、大ちゃん先生への思いを込めて発表できた」と話した。
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