横浜市立本牧中学校(高橋秀吉校長/生徒500人)で10月21日、創立30周年の記念式典が行われた。
同校は1990年に新本牧地区再開発に伴う、大鳥中学校の過大規模解消のため計画され、93年に本牧和田のアメリカ坂中腹に開校した。
英語教育、SDGs、特別支援教育の3つに力を入れているのが特徴で、男子バスケットボール部は2年連続で県大会に出場、また過去に市大会、県大会で金賞に輝いた吹奏楽部も練習に励むなど部活動も活発だ。
生徒を代表してあいさつした川西哲平さん(3年)は「生徒たちの手で、さらに楽しい学校になるよう取り組んでいきましょう」と呼び掛けた。高橋校長は「ワン・ステップ・ビヨンド。一歩前へ。自分の殻を破り愛を持って人に接する人になってほしい」と生徒たちに話しかけていた。
生徒 自作Tシャツで
午後は体育館で「本牧スカパーティー」。生徒たちは、自らが制作した30周年のロゴが入った、赤・青・黒など24色におよぶオリジナルTシャツを着て会場に集った。
ステージには本牧を代表するミュージシャン、チーボー(CHIBOW)さんとクレイジー・ケン・バンド(CKB)のボーカル、横山剣さんが登壇し、本牧についてのミニトークも。チーボーさんは「ここはアメリカだったの、知ってる?」と生徒たちに問いかけていた。
その後、チーボーさん率いるバンド SKA-9、さらには横山剣さんも参加し、熱いステージを繰り広げた。『スタンド・バイ・ミー』『また逢う日まで』などのカバーから、CKBの『タイガー&ドラゴン』、SKA-9の『マイ・ホーム・タウン』などが披露された。2年生の女子生徒は「最高でした」と満面の笑みで話していた。
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