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コレットマーレ医療モール「みなとみらいケンズクリニック」 ピロリ菌と胃がんの関連性とは? 取材協力/みなとみらいケンズクリニック 渡邊史郎院長
Q・ピロリ菌を除菌したら、もう胃の病気の心配はないですか?
A・ピロリ菌の除菌が成功して、もう胃がんの心配はないとお考えの方は多いのではないでしょうか?実はピロリ菌の除菌が成功したからといって、胃がんのリスクはゼロにはなりません。
ピロリ菌と胃がんの間には密接な関連があり、もちろんピロリ菌の除菌を行うことで、ある一定の胃がん抑制効果はあります。ピロリ菌が感染した胃では、慢性の胃炎が進行して萎縮性胃炎という状態になります。さらに萎縮性胃炎が進行すると胃がん発生の危険性がより高まります。ピロリ菌除菌前の胃炎の状態が進んでいるほど、除菌後も胃がんのリスクは残ります。ピロリ菌がいなくなった時点で、すでに検査で発見できない極めて小さな潜在的ながんができてしまっていることなどがその原因と考えられています。
したがって、ピロリ菌の除菌が成功しても定期的な内視鏡をうけることが極めて重要で、特に萎縮性胃炎が高度である場合はより注意が必要です。早期に胃がんをみつけることができれば、内視鏡で一括切除をすることができるので、ピロリ菌の除菌成功後にも定期的に内視鏡検査をうけましょう。
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医療法人社団健生会 みなとみらいケンズクリニック
〒231-8331横浜市中区桜木町1-1-7 TOCみなとみらい3階
TEL:045-651-2588
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