障害者就労継続支援B型のアート工房「クローバー」=中区山下町=が昨年12月から不老町や麦田町の地域ケアプラザ、中区役所、市内の企業などで冷凍スイーツの移動販売を行っている。
障害者作業所の工賃が低いことが課題となっていることから、1500円前後の売上をすべて利用者に還元することで工賃の向上を目指す取組。昨年11月に作業所が入居するビルの2階が空いたことをきっかけに、新しい取組として、クローバーを運営する株式会社ソシアルサポートの山田聖也代表取締役が冷凍スイーツの販売を発案。全国の企業に問い合わせ、福岡県久留米市の会社と提携した。
サービス管理責任者の鈴木恭二さんは「工賃が上がることで、利用者の皆さんに喜んでもらうことが願いです」と思いを語った。
ケーキは約30種類。期間限定で芋のロールケーキなども販売している。
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