入口すぐに設置された中古品コーナー。高オーナー（左）と提案者の栗林さん
セブン-イレブン横浜本牧原店に１９８０年代を中心に流行ったアーティストのＣＤや映画のＤＶＤ、雑誌などの中古品が並ぶコーナーが登場した。９月初旬に設置した実験的な取組だ。オーナーの高鷺さん（44）は、「他店との差別化になれば」と期待する。
社会貢献も意識
高さんと以前から親交のあったＷＩＬＬクリエーション＝中区元町＝の栗林じん代表（50）からの提案によるもの。本牧原店は、以前から地域関連の商品を扱うなど工夫を凝らしてきた。今年７月には使用済みのゴルフボール、いわゆる「ロストボール」を販売し、リサイクル品にも注目。そんな中、古書や中古ＣＤなどの販売提案があり、取り組むことにしたという。高さんは「リサイクルは社会貢献にもつながる」と話す。
話を持ち掛けた栗林さんは、学生時代に古玩具店でアルバイトするほどに、ブリキの玩具などが好きだった。自身の会社の事業を見直す中で、以前から興味のあった中古品の買取販売をウェブサイトでスタート。今回ははチャレンジングな「リアル店舗」となる。「昭和レトロブームです。結構、若い人から人気があるんですよ」と栗林さん。高さんは80年代の作品を並べることで「なんだろうって楽しんでもらえれば」と話していた。
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