西区第6地区で高齢者向けに会食や配食を行っているボランティア団体「西・ともしび」が11月に厚生労働大臣表彰を受賞した。12月6日には西区役所で菊地健次区長から表彰状が同メンバーに手渡された。
同団体は1993年12月1日に故・皆川深雪さんによって設立。神奈川区や保土ケ谷区に接する西区第6地区の自治会館など4カ所で、ひとり暮らしの高齢者や高齢者世帯を対象に配食などを実施してきた。コロナ禍で3年にわたり活動を休止していたが、今年9月にまずは集いの場を設けようと「西・ともしびカフェ」として再開。現在、地域の民生委員や食生活等推進委員(ヘルスメイト)ら17人が活動する。
同団体は、これまでに市社会福祉功労者市長表彰や県社会福祉功労者表彰などを受けている。
創立者の思い継ぐ
当日は、代表の小柴雅子さん(72)をはじめ坂本君子さん(89)ら4人が参加。高齢者を支えようという創立者・皆川さんの熱い思いを皆で回顧していた。小柴さんは「引き続き活動を続けていきます」と力強く語った。皆川さんは厚労大臣表彰式の行われた11月15日に96歳で死去。
同団体は、月3回、金曜日に活動。第1金曜が「おひさまプラザ」、第2は「浅間台自治会館」、第3が「浅間町自治会館」と「軽井沢コミュニティハウス」。
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