西区を拠点に活動する奉仕団体、横浜西ロータリークラブ(船木拓志会長/西RC)が今春に小学校へ入学する市内の21家庭にランドセル21個を寄贈し、2月18日に贈呈式があった。
西RCは子どもを持つ家庭を支援する目的で、昨年から髙島屋横浜店と連携してランドセルの寄贈を行っている。今回は市社会福祉協議会に相談。ひとり親の家庭を支援する取組を行う横浜市ひとり親家庭福祉会や各区の社会福祉協議会を通して希望者を募り、申し出た家庭にランドセルを寄贈することにした。
同福祉会は昨年11月に会員に呼び掛け、ランドセルが必要な家庭を募った。希望者には髙島屋から提供することができるランドセルのカタログを配布し、家庭で選んでもらう形式にした。
子どもはうきうき
18日に西RCのメンバーや市社協の荒木田百合会長、同福祉会の関係者らが参加し、市健康福祉総合センターで「親子で笑LOVE(えらぶ)ランドセルお渡し会」と題した贈呈式を実施。親子5組が参加し、同福祉会の道下久美子理事長が子どもにランドセルを手渡した。
栄区に住む女児(5)は薄いピンク色のランドセルを受け取り、すぐに背負って笑顔を見せていた。母親(31)は「支援はとても助かる。子どもはうきうきして、受け取るのを心待ちにしていた」と感謝した。
髙島屋横浜店の髙田明宏店長は「ランドセルと一緒に学校で楽しいことがあるように願っている」と話し、西RCの船木会長は「ピカピカのランドセルを背負い、輝く未来を歩んでほしい」と親子に語り掛けた。
西RCは今回の同福祉会、社協を通した活動のほか、以前から支援を続けている中区山手町の児童養護施設「日本水上学園」にもランドセル1個を寄贈している。
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