神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

けいゆう病院 日常のつながり重要に DMAT 被災地で活動

社会

公開:2024年2月22日

  • X
  • LINE
  • hatena
避難者の話を聞く隊員たち=けいゆう病院提供
避難者の話を聞く隊員たち=けいゆう病院提供

 災害拠点病院の1つ、けいゆう病院=西区みなとみらい=は、神奈川県の要請を受けDMAT(災害派遣医療チーム)を能登地震の被災地である石川県七尾市に派遣した。期間は1月29日から2月2日までの5日間。

 派遣されたのは医師1人、看護師1人、薬剤師1人、業務調整員2人の計5人。1月31日は志賀町の3カ所、2月2日は七尾市の2カ所の避難所を巡り、計11人を医師が診察した。

 隊員の1人で看護師の大森淳子さんは「避難所によって状況がまったく異なる」と話す。避難者が20人ほどと少人数だった志賀町の避難所は、水道、電気、ガスのライフラインが生きていたこともあり、体調不良者はおらず、ラジオ体操なども行われていたという。

 一方、同じ志賀町でも180人近い避難者が身を寄せていた施設では、嘔吐の症状があり熱も39度を超える70代の女性がいて、救急車を要請。七尾市では、避難所となっている小学校の体育館で、コロナの陽性者を数人確認。大森看護師は「人数の多いところは感染のリスクが高まる」と指摘していた。

 薬剤師の上村忠聖さんは、複数の避難所を巡回する中で「日ごろからの近所づきあいの有無が、避難所生活に大きく影響する」と語った。コミュニケーションが少なくなると、寝たきりの状態が悪化するケースもある。

支援物資、積まれたまま

 避難所には食料や飲料、スマートフォン用携帯バッテリーなどの支援物資が届いているが、仕分けができておらず、積まれた状態のままのところもあった。同病院のスタッフは「支援は物資ではなく義援金がよい」と話していた。

中区・西区・南区版のローカルニュース最新6

喫食率95%へ朝食提供

みなと総合高校

喫食率95%へ朝食提供

食育週間に企業と連携

10月17日

保険証廃止を考える

県保険医協会

保険証廃止を考える

10月20日 そごう前地下で

10月17日

行政書士による無料相談会

行政書士による無料相談会

10月24日、25日

10月17日

中世東国史を学ぶ

中世東国史を学ぶ

11月2日、蒔田で講演会

10月17日

バザー提供品を募集

横浜訓盲学院

バザー提供品を募集

11月5日まで

10月17日

10月19日・20日 横浜市役所にフォトスポット設置

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 10月17日0:00更新

  • 7月18日0:00更新

  • 7月4日0:00更新

中区・西区・南区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

中区・西区・南区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年10月17日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook