中区の地域福祉保健計画「中なかいいネ!発表会」が2月12日、横浜情報文化センターで行われた。中なかいいネ!推進会議、中区役所、中区社会福祉協議会が主催し、会場には約60人が訪れた。
中区では地域福祉保健計画を「中なかいいネ!」の愛称で呼んでおり、現在第4期目(2021年〜25年)。
「えん結び(地域での困りごと解決)」と「元気いっぱい(心と体の健康増進)」を活動の2本の柱としている。
当日は活動者による発表が行われた。
地区社協や地域ケアプラザ、小学校などと連携し、夏休みなどの長期休暇に子どもたちへ調理や公園清掃といった体験の場づくりを行う団体は、「できる人ができることをすることで、子どもたちと地域のつながりが作れた」と話していた。
古民家を学生らと改修し、2023年4月に地域交流拠点「山手縁(えん)乃(の)庭(ば)」を開いた渡邊圭祐さん(67)は、「地域の人による主体的な活動が大切。今後、さらに多世代が交流し、楽しく意見交換ができる場にしたい」と思いを口にした。
ニーズの把握も
同推進会議の委員長を務める川上富雄さんは、地域コミュニティへの愛着がなくなっており、組織の人手不足が進んでいるという課題に触れた。地域のニーズに基づいた活動の見直しや効率化の重要性を説明していた。
また、「防災と福祉は一直線上。命と暮らしを地域で守れるよう、普段からの人と人のつながりが大事」と話していた。
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