みなとみらい21(MM)中央地区52街区の開発事業が2月22日に着工した。着工に先立ち20日には同地で起工式が執り行われ、関係者らが工事の安全を祈願した。オフィスビルと美術館が3年後の27年5月竣工、同年7月の開業を予定している。
同地区の開発事業者は『信長の野望』『三國志』など人気ゲームコンテンツを提供する(株)コーエーテクモホールディングスの親会社である(株)光優=港北区=と、大和ハウス工業(株)=大阪市=。
ゲーム美術館やアートガーデン
地上29階、地下2階のオフィス棟の低層部にはカフェなどの店舗や、ワーキングスペースが入居予定。光優は敷地南側に世界初となる地上3階建てのゲームアートミュージアムと、ゲームの世界観を演出するアートガーデンを整備する。
地下には冷暖房プラント
オフィス棟の地下には、MM地区に冷暖房や給湯に使う熱エネルギーを製造・供給する地域冷暖房プラントが新設される。みなとみらい二十一熱供給(株)=中区=が運営するもので、地区内3カ所目となる同プラントでは同社供給エリア内の熱需要のうち、20%を供給可能となる。
52街区は高島中央公園や横浜アンパンマンこどもミュージアムなどに隣接するエリア。
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