宮谷小学校4年4組の30人が、学区内の洋菓子店や生花店などの店頭を飾る黒板アートを作成し、魅力発信に一役買っている。協力を得たのは同校近くの5店舗。毎月、新しいデザインのボードに更新していて、今回のものは3月末まで設置されている。
この取組は同クラスの総合学習によるもの。地域の活性化を目的に、身近な店舗の魅力を発信しようと店頭ボードに着目。子どもたちが店と直接交渉して協力を得た。
制作にあたり、黒板アート選手権2019のチャンピオンである大学生・林利緒奈さん=横浜市在住=を講師に招き、アドバイスも受けた。
フリ丸も一緒に
2月29日には、横浜をホームに活躍するサッカーJ1チーム、横浜FCのマスコット・フリ丸と一緒に児童らが新しいボードを持って各店舗を訪問。その内の1つ「レポブレッド」のボードを担当したコルビー美喜さんは「フリ丸が目立つように描いた」と話した。池田さくらさんは「ふわふわのパンを伝えようと、文字を太めにして工夫した」と説明した。同店のオーナー、相馬奈穂さんは「子どもたちと接すると楽しいですね」と笑顔で語っていた。
黒板アート設置は、レポブレッド、菓子工房グリュックヨコハマ、関田文房具店、ヨコハマアジアンダイニング&バー(飲食店)、花いちもんめ(生花店)の5店舗。
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