本牧南小学校の4年生の児童46人がデザインした横浜環境保全(株)=中区山下町=のパッカー車(ごみ収集車)が3月11日、同校で披露された。
車体の側面に1組と2組それぞれのイラストが描かれた車体を前に、児童は歓声を上げた。
同校の4年生は総合の学習で1年を通し、ごみの排出量やプラスチックごみによる海洋汚染などの問題について勉強してきた。昨年11月には同社の金沢事業所に見学に行き、ごみ収集の実態やリサイクルの仕組みを学んだという。
ごみ問題を自分事に
デザインは横浜の街と環境をテーマに、クラス全員でアイデアを出し合い決定。「ポイ捨てがなくなり、よりきれいな街になるように」「横浜の美しい街をイメージした」という児童の思いが込められている。
工藤志菜さん(10)は「みんなで描いたイラストが形になって嬉しい。街のごみが少なくなってほしい」と話していた。
同社では、廃棄物の収集を身近に感じてもらうため、親しみやすいデザイン車の導入を進めている。今回、全員に当事者意識をもってほしいという教員からの提案で、1人のイラストではなく、クラス全員で描き上げたものを採用したという。
同社の高橋義和社長は「子どもたちの思いが詰まったパッカー車。大事に乗らせてもらいます」と話していた。
パッカー車は横浜市と川崎市を走り、ごみ収集の現場で活躍する。
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