神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

猛暑 公共施設で一休み 熱中症対策に市が取り組み

社会

公開:2024年6月27日

  • X
  • LINE
  • hatena
スポットを表すロゴマーク
スポットを表すロゴマーク

 横浜市は、市民が外出時に一時的に暑さをしのぐ場として利用できる施設「クールシェアスポット」を6月1日に開設した。これまで市の施設のみだったが、今年度から民間や県の施設にも協力を仰ぎ、市民や来街者の熱中症対策に取り組んでいく。

 クールシェアスポットとは、冷房設備があり営業時間中に一部を利用できる施設にある椅子やベンチなどを活用して、外出時に一時休憩することができる場所。

 今夏も全国的に高温が見込まれる。市では、区役所や地域ケアプラザ、図書館などの市の施設に加え、対象スポット広く募集し、利用しやすい環境づくりを進めている。6月24日時点で民間95、市493、県20の計608施設が参加し、対象スポットにはロゴマークが掲出されている。

バス発着所や郵便局

 中・西・南区では今夏からCeeU Yokohamaや横浜ワールドポーターズ、郵便局など7つの民間施設が参加する。日本各地を結ぶバスターミナルの横浜シティ・エア・ターミナルもその1つだ。担当者は「朝の4時30分から深夜1時まで利用できる。ふらっと立ち寄って涼んでもらえたら」と話す。普段から待ち合わせなどで利用しているという70代男性は「出かけ先など公共の空間で暑さをしのげるのは良いですね」と話していた。

脱炭素化の推進も

 熱中症対策に加え、脱炭素化社会への取り組みにも。人が多く集まり冷房を常時付けておく必要がある施設を活用することから、各家庭からの二酸化炭素の排出量の削減も期待できる。市の担当者は「省エネにもなる取り組み。ぜひ近くのスポットを活用してください」と呼びかける。

 各施設の開放時間や詳細などは市のウェブサイトに掲載している。取組期間は9月30日まで。参加施設の募集も9月20日まで行っており、利用できるスポットは増えていく見込みだ。

猛暑 公共施設で一休み-画像2

中区・西区・南区版のトップニュース最新6

猛暑 公共施設で一休み

猛暑 公共施設で一休み

熱中症対策に市が取り組み

6月27日

「誰でも通園」6月下旬から

横浜市

「誰でも通園」6月下旬から

独自に「定期利用」を条件

6月27日

花でごみの無い街に

横浜中華街

花でごみの無い街に

ハマロードに7団体認定

6月20日

夏休みに昼食提供へ

学童キッズクラブ

夏休みに昼食提供へ

保護者の負担軽減に

6月20日

MM(みなとみらい)に新たな体験型施設

MM(みなとみらい)に新たな体験型施設

「ヤマハ」ブランド発信拠点に

6月13日

防災活動に国が表彰

三春の丘まちづくり協議会

防災活動に国が表彰

地域課題に取り組み

6月13日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月30日0:00更新

  • 5月2日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

中区・西区・南区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

中区・西区・南区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年6月30日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook