中区のことぶき共同診療所のデイケアメンバーを中心に有志が集まり、「てがみ」をモチーフに演劇的アプローチを行う「ことぶき『てがみ』プロジェクト」。同プロジェクト実行委員会は7月7日(日)午前10時30分から午後4時まで、ワークショップを開催する。横浜市寿町健康福祉交流センター1階多目的室で。
中華街や元町に隣接する寿町は、簡易宿泊所(通称「ドヤ」)が集まる街として知られる地域。ワークショップでは、寿町に関わり続けてきた山梨県立大学人間福祉学部講師の関屋光泰さんが、街の「これまで」と「今」について話す。街歩きのミニフィールドワークも。参加者が対話しながら「てがみ」を書くワークショップを体験し、気持ちを共有することを目指す。参加費は5千円(学生3千円)。要申し込みで締切は7月5日(金)。申し込み問い合わせは、【メール】tegamiproject@yahoo.co.jpへ。
同プロジェクト実行委員会の代表は、同診療所でデイケアを担当する船崎葉子さん。演劇ワークショップを多数企画する花崎攝(せつ)さん(7日のワークショップも担当)をファシリテーターに迎え、2020年にプロジェクトを始動させた。定期的なデイケアやワークショップで紡ぎ出された参加者の体験や言葉から、一つの舞台を作り出していく。
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