大岡川下流の桜桟橋周辺で6月28日、水上バイクなどの動力船とSUPなどの非動力船が安全に航行するための実証実験が行われた。
一般社団法人大岡川川の駅運営委員会が主催し、横浜市中消防署や横浜屋形船事業協同組合、京浜フェリーボート(株)などが協力。地域住民らが見学する中、関係者約40人が参加した。
水上バイクによる航行速度の検証実験では、SUPやカヤックの近くを5Kmから徐々に速度をあげ最大20Kmで航行し、引き波による影響を調べた。また、水難救助訓練では、SUP利用中に意識不明になったという想定で、中消防署の隊員が救助を行った。
現在、大岡川から分岐する中村川で桟橋を建設中で、完成すれば大岡川の航行がさらに活発化することが予想される。また、SUPは特別な資格やライセンスが必要なくその手軽さから利用者が増えている。同運営委員会の浅見哲子さんは、「下流の交通が増える中で、動力船も非動力船も安全に楽しめるよう、実証実験で危険を可視化し、双方に意識し合って欲しい」と話した。
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