男子プロバスケットボールクラブB3の横浜エクセレンスが7月4日、横浜市社会福祉協議会(市社協)=中区桜木町=に協賛金の一部を寄付する協定を締結した。
今回の取組は、同クラブが市内の子どもたちをホームゲームに招待する無料パスの発行や地域活動のサポート費などを「寄付付き協賛金」として企業から募り、その売上の一部を市社協に寄付するもの。プロスポーツクラブと社協が協働し、スポーツを通じた地域福祉の発展を目指す取組は全国でも珍しいという。
寄付金は、既存のサービスや制度では対応できない課題の解決を図る市社協の「ヨコ寄付」事業で活用される。
契約締結式で横浜市社会福祉協議会の石内亮会長は「クラブからご提案いただいたお話で本当にありがたい。この取組が社会に広まることで寄付文化の醸成につながる」と感謝。横浜エクセレンスの桜井直哉社長は、昨年も小中学校訪問や地域イベントなど年間120回ほどクラブとして参加したことを説明し「この締結を機に、地域連携活動に一層力を入れていきたい」と話した。
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