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市PTA広報紙コンクール 南吉田小が最優秀 「写真で魅せる紙面」評価

教育

公開:2024年7月18日

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「長年頑張ってきた甲斐がありました」。二人三脚でまとめたという広報紙を手に昨年度の広報委員長の高橋さん(左)と副委員長の富山さん
「長年頑張ってきた甲斐がありました」。二人三脚でまとめたという広報紙を手に昨年度の広報委員長の高橋さん(左)と副委員長の富山さん

 南吉田小学校のPTA組織である「育友会」が編集した広報紙「minamiyoshida」が、このほど発表された2023年度横浜市PTA広報紙コンクールで、最優秀にあたる神奈川新聞社賞を受賞した。

 同コンクールは、横浜市PTA連絡協議会が主催。同協議会に加盟する小学校、中学校、高等学校、特別支援学校のPTAが発行する広報紙を対象に、積極的な企画性やアイデアが見られるか、会員が関心をもって読む内容かなどを項目に審査。今回は市立53校から応募があり、同小のほか会長賞10校、奨励賞11校が選ばれた。本町小学校(中区)が会長賞に、岡野中学校(西区)が奨励賞に入賞している。

 6月17日に関内ホールで行われた表彰式で賞状を受け取った広報委員会副委員長の富山真紀代さんは「6年間委員会を続きた集大成。素晴らしい賞に選ばれて嬉しい」と受賞の喜びを語った。

楽しくやりがいも

 昨年度の広報委員会メンバーは、6学年の保護者23人。年に2回広報紙を発行し、6月号は職員紹介、3月号は運動会などの行事や学年ごとのページを設けて特集した。同校は外国をルーツに持つ児童が多いため、写真を多用してアルバム仕立てにし、日本語が読めなくても楽しめるよう工夫。また近年働きながらPTA活動に参加する保護者が増える中、文字を少なくすることで校正回数を減らすなど作業効率化も図れたという。

 3人の子が同小に通い、10年以上広報委員会に所属したという委員長の高橋夏紀さんは、今年3月で下の子の卒業と共に退任。「よくPTA活動は大変と言われるが、子どもの学校での様子や行事を間近で見られたり、先生とコミュニケーションが取れて楽しかった」と振り返っていた。

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