意見広告・議会報告
市政報告 良心ある市政を 横浜市会議員 おぎわら隆宏
横浜の風
6月5日に閉会しました第2回定例会におきまして、2つの採決に際し、私は自らの良心に従うため、会派決定とは異なる投票をさせて頂きました。その結果、会派からペナルティ(処分)を言い渡されましたが、私は、この多様性の時代においては、議員1人1人の意見が違っても良いのではないかと主張致しました。しかし立憲会派は、私を除いた議員で新たな会派を作るとの判断をされました。私は1人になりました。これにより、7月1日に1人会派「横浜の風」を立ち上げました。今後は、議会では「横浜の風」の会派名で活動致します。所属政党はこれまで通り立憲民主党です。1人会派の良さを生かして、新たな挑戦に取り組んで参りたいと思います。
こどもの権利
採決を異にした議案の1つ目は、こども・子育て基本条例です。この条例の案は自民党から発議され、立憲会派もこの条例案の提出者となり、採決も賛成したのですが、私は条例案の提出者とならず、採決も反対と致しました。その理由は、こどもの権利が明記されず、困難な状況にあるこどもに寄り添えていないと考えたからです。この条例の前文に、「自ら研鑽に努める」ことが、こどもが社会に参画するために必要なものと読める文章があり、自ら研鑽に努めることが困難な心身の状態にあるこどもたちにとってはとても厳しい内容だと考えました。むしろ、すべてのこどもたちは無条件に社会に参画出来るべきであって、国のこども基本法の基である国連「子どもの権利条約」の前文には、「児童に対して特別な保護を与えることの必要性」が語られており、私は、こどもの権利が一切明記されていないこの条例案では、子どもの権利条約が求める理念を実現出来ないと判断致しました。
地方自治を守る
2つ目は、地方自治法改正案に反対する意見書を国に提出してほしいとの市民の請願です。この改正案は先月国会で可決されましたが、非常時における自治体への「指示権」を国に認めるもので、立憲民主党は、国と地方は対等であるべきとして改正案に反対していました。しかし市会の立憲会派はこの請願に反対(不採択)し、私は、市民を守るためには自治体の判断こそが重要と考え、請願に賛成(採択)を致しました。
会派拘束をなくす
世界は多様性に満ちています。言語も民族も文化も多様です。地方議会においても多様な意見が反映されなければ時代が必要とする政策は生まれません。会派拘束は複数の議員の意見を1つに縛り、様々な民意を行政に届けることを困難にしてしまいます。議員が良心を曲げてまで従わねばならない会派拘束は無くすべきです。そうしなければ良い人材が議会に集まってくれないと思います。1人1人の市民の声を市政に生かせる横浜市会となるよう力を尽くして参りたいと思います。
がんを乗り越える
私はいま、抗がん剤による直腸がん治療を継続しております。市民の皆様とお会いできる機会が少しずつ増えることを楽しみに治療に励んでおります。市民の皆様は私の生きる希望です。これからも皆様のお役に立てるように、小さくとも、世の中を変える良心ある風でありたいと思います。
|
人生100年時代の消費者トラブル対策 参加無料先着400名 申し込み不要 当日直接会場(港南公会堂)へお越しください https://www.yokohama-consumer.or.jp/study/lecture/detail2207.html |
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>