普段は入ることができないホールの裏側を見学できる催し「オルガン&ホール探検」が、8月8日、横浜みなとみらいホールで行われた。夏休みの子どもを中心に約700人が訪れた。
参加者はホールの地図や各場所の説明が書かれた探検ブックを片手に、ホール内を自由に探検。
大ホールでは、第2代ホールオルガニストの近藤岳さんが、同ホールのパイプオルガン「ルーシー」について解説した。ラテン語の「光」から名付けられたことや4632本のパイプでできているなど、豆知識を披露した後は、ミニ・コンサートが行われた。
エントランスでの、自動伴奏追従機能がついた「だれでもピアノ®」の体験や塗り絵コーナーの前には行列ができていた。
参加した子どもたちは、「オルガンの演奏が近くで聴けて楽しかった」「舞台裏が思っていたよりも広かった」「操作盤が近くで見れて面白かった」などと話し、初めて見るホールの裏側の様子や生の演奏に興奮していた。
今回、イベントを通してホールについて知り、より気軽に足を運んでもらいたいと企画された。担当者は「楽しんで参加している姿が見れて嬉しかった。また開催できれば」と話した。
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