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2024年7月から横浜市で始まった衣類回収サービス「するーぷ」いらない服で環境に優しくポイ活

公開:2024年9月5日

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1人ひとりの「する」がループして「服を捨てない」ことを当たり前にしたいとの思いが込められている
1人ひとりの「する」がループして「服を捨てない」ことを当たり前にしたいとの思いが込められている

 「持続可能な社会」「循環型社会」へ向けた取り組みが求められる昨今。2024年7月、横浜市で無人衣類回収の実証実験が始まった。その名は「するーぷ」。「"ちょっといいこと"を習慣に」をコンセプトに、無人対応の回収ボックスとインセンティブ提供が可能なモバイルアプリケーションを組み合わせた新たな衣類回収のサービスとして注目を集めている。利用者はボックスに投入した衣類の重さに応じたポイントが付与され、商業施設の買い物クーポンや、エンパワメントかながわ、国境なき子どもたちなどへの寄付に交換できる。

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横浜ランドマークタワーに設置された回収ボックス

年間約45万トンの服が家庭から焼却・埋め立て

 環境省の2022年度調査によると、日本の家庭からごみとして捨てられた服が再資源化される割合は5%ほど。年間約45万トンの服がそのまま焼却・埋め立て処分されている。換算すると、1日あたり平均で大型トラック約120台分となる。その処理をするためにも環境負荷が生じており、大きな課題となっている。

循環型社会の実現へ

 「するーぷ」を運営するのは日揮ホールディングス㈱のグループ会社JGC Digital㈱。同社は、衣類を資源として活用できることの認知度の低さや生活圏内の利便性の良い場所に常時対応可能な衣類回収の仕組みが少ないことに着目した。ボックスを駅近くの商業施設など利用者の生活導線上に設置することや魅力的なポイント交換メニューを提供することで「衣類をごみではなく資源として"再資源化"する」という行動の習慣化を目指す。

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衣類の資源循環

 回収された衣類は業者と連携して資源としてリユース・リサイクルされる。循環型社会の実現へ向けて、一般消費者を巻き込んだ取り組みだ。

アプリで簡単に利用スタート

 サービスはアプリのユーザー登録をすれば誰でも利用できる。使い方も至ってシンプルで分かりやすい。回収ボックスに表示されている二次元コードをアプリで読み込むとロックが解除され、衣類を投入できる。扉を閉めると自動的に回収物の重量が測定され、重さに応じてポイントが付与される。

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アプリでボックスを解除
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投入した衣類の大きさに応じてポイントゲット!

 対象となる衣類は洗濯済みで汚れ・破れ・抜けがない、アウター・トップスボトムス・下着・和服・制服など幅広い。

 ポイントは現在、ゆめが丘ソラトスやジョイナステラス二俣川、みなとみらいランドマーク・クイーンズタワーの買い物券に交換できるほか、災害の義援金や子どもへの支援の寄付に変換できる。今後、交換先も随時増えていく予定だ。

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回収の出し方

 利用者からは「無人のため自分の好きなタイミングでいつでも行けるのが良い」「生活の同線上にあり便利」との声があがっている。「着なくなった服を大掃除で整理した」「買ったけど一度も着ていない服、捨てるのはもったいない」など回収に出す理由もそれぞれだ。

 回収ボックスの設置場所は下記の5カ所。(2024年9月現在)

・クイーンズタワーA 1F エントランス(神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-1)
・横浜ランドマークタワー 2F(横浜市西区みなとみらい2-2-1)
・相鉄ジョイナス 3F(神奈川県横浜市西区南幸1-5-1)
・ジョイナステラス二俣川 (ジョイナステラス3) 3F(神奈川県横浜市旭区二俣川2丁目50番地14)
・ゆめが丘ソラトス 1F(神奈川県横浜市泉区下飯田町字大原1584-2)

事業者目線でも利点

 一度消費者に渡った衣類を回収するのは困難で、回収の予算捻出にも限界がある。しかし、社会から環境配慮が強く求められているのは事業者も同様。今回の実証実験では、回収ボックスやアプリを広告媒体として活用することによる収益性を検証する。また、衣類回収・再資源化による二酸化炭素の排出量削減などの環境価値を数値として示すことで、社会問題への取り組みを対外的な発信に活用できるような仕組みを整える。資源回収の事業者の認識を「コスト」から「マーケティング活動」へ変容させるねらいがある。回収をビジネスとして成り立たせることを目指している。

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衣類回収の流れ

 同社の担当者は「不要になってしまった衣類はぜひ"するーぷ"に。おトクに楽しく、循環型社会を実現させるために一緒に取り組みましょう」と話す。

するーぷ “ちょっといい”ことを習慣にする衣類回収サービス

TEL:0120-638-636

https://sales.suloop.biz/

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