横浜の新たなご当地ソングを目指す『ハマサンバ』の振り付けを手がけた 春日 美年子さん(本名:小松 美年子) 南区唐沢在住 76歳
楽しみながら踊り続ける
○…「横浜から元気を発信したい」。ハマサンバ実行委員会の思いに賛同し、振り付けを考案した。プロのダンスとしてのこだわりと「誰もが楽しく踊れる」というテーマとの間で頭を悩ませたというが、「私にも踊れそうだなと思ってもらえたら」と笑顔で語る。
○…長野県生まれ。建築家を目指して学校で働きながら学び、二級建築士に。しかし「社員旅行で踊ったら同僚にうまいと褒められて」。26歳で社交ダンス教室に通い始め、講師のパートナーとして競技会に出場したのが転機となった。イギリス留学後、第1回日本インターナショナルダンス選手権でファイナルに残り、入賞するなど才能をみるみる開花させた。
○…「背が高くて若い人」という条件でカップルを組んだ教え子が「今は夫」と照れ笑い。長男を出産後、伊勢佐木町でダンススタジオ「ステップバイステップ」を主宰する。カメラが趣味で、大通り公園の花を間近で撮影するために公園愛護会のメンバーになったほど。「何事もいい加減にできない性格」だそうで「草むしりもきっちり丁寧」とはメンバー談。実はハマサンバの振り付けも愛護会が縁で「公園を通じて新たな交流が生まれている」という。
○…夫婦で一眼レフを片手に早朝から関東近郊の名所に訪れ風景や花を撮影、午後にはスタジオに戻ってレッスン。県ボールルームダンス連盟の理事も務め、週末は大会運営の傍らカメラマンや審査員を務めるなど実にアクティブ。「社交ダンスは楽しく足腰が鍛えられて、動きを覚えることで認知症予防にもいいのよ」。ダンス歴50年。若々しい表情と、背筋がピン伸びた軽やかな動きがその賜物だ。「通ってくれる生徒と自分の健康のために。楽しみながら踊り続けたい」
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