山手警察署(寺内秀幸署長)は、安全・安心まちづくり旬間にあわせ、10月14日に中区でキャンペーンを行った。吉本興業所属で「神奈川県住みます芸人」のアホマイルド坂本さん=中区在住=が1日警察署長に就任し、管轄内のショッピングモールで特殊詐欺被害防止の啓発活動を行なった。
今年9月までの県内の特殊詐欺の認知件数は1362件で、被害額は約40億円におよぶ。また、最近はSNSを使った投資詐欺やロマンス詐欺なども増えている。投資詐欺は偽の投資アプリに誘導したうえで、利益を出金するための手数料などの理由で金銭をだまし取るという。ロマンス詐欺は恋愛感情や親近感を抱かせ、会うためや結婚に伴う資金が必要などといい、金銭を要求する手口だ。
署員から詐欺について学んだアホマイルド坂本さんは「もうけ話には絶対落とし穴がある。皆さんお気をつけください」と注意を促しながら、買い物客へ啓発物品を配布した。署長の役目を終えたアホマイルド坂本さんは「いつも生活している地元の警察署の1日警察署長になれて光栄です」と話した。
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