特殊詐欺の被害を防止したとして、10月16日、三井住友信託銀行 横浜駅西口支店の男性行員と横浜銀行 横浜駅前支店の女性行員2人に戸部警察署(飯塚博史署長)から感謝状が贈られた。
三井住友信託銀行の槙本康平さんは、インターネットバンキングの申し込みに使用された登録アドレスが過去に詐欺に使用されたものと類似していたことから、申し込み者の高齢女性に電話で確認した。女性は開設した記憶がなく、詐欺の被害に遭っている可能性があったため、槙本さんが粘り強く説得し、警察に通報した。
横浜銀行の鈴川有樹乃さんと石崎真紀さんは、高額の預金引き出しに訪れた高齢女性に対し積極的な声掛けを実施。引き出し理由などから特殊詐欺を疑い、警察に通報。金融機関をかたった被害を未然に防止した。
飯塚署長は「金融機関は被害を防ぐ最後の砦と言っても過言ではない。今後も特殊詐欺の疑いがあれば積極的に通報していただきたい」と感謝を述べた。
特殊詐欺の被害は全国的に多発しており、新たな手口も増えている。飯塚署長は「『私は騙されないと思っていた』と話す方も多い。手口を知ってもらい、詐欺被害の防止に努めていきたい」と話した。
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