横浜中心部の水上交通で街と街をつなぎ周辺地域の魅力を発信する「よこはま運河チャレンジ2024」が11月17日(日)に開催される。12年目の今年は、南区の蒔田公園に新たに仮設桟橋が設置される。主催はよこはま都心部水上交通実行委員会(小林直樹委員長)。
会場となるのは、横浜港や大岡川、中村川、堀川とその周辺の元町・中華街駅前や新港地区、日ノ出町、元町、蒔田公園など。会場は水上交通(クルーズ)で行き来でき、普段は見ることができない運河からの景色が楽しめる。詳細や運行表はホームページ(【URL】https://hamabridge.or.jp/)で確認を。
プレジャーボートやSUP、シーカヤックなどが連なる「運河パレード」は、午前10時20分に大岡川の横浜市役所前を出発。横浜日ノ出桟橋、蒔田公園(11時)、元町・中華街駅前仮設桟橋(正午)を巡る。
日ノ出、蒔田公園、元町の各会場では飲食ブースが並び、音楽ライブなどが企画されており、地域全体で一日を楽しめる。そのほか、河川を活用した水難救助訓練も。
広がる取り組み
この催しは「ベネチアのような水辺都市にしたい」と、2012年に地元商店街の有志らにより初開催。吉田新田を巡る運河を船でパレードし注目を集めた。その後、仮設桟橋の整備や蒔田公園のイベントとの連携、食の市や音楽ライブなど賑わい創出を広げてきた。メンバーは「水辺のポテンシャルを引き出すための都市交通や、価値を生み出す地域間連携などを創る様々な取り組みに、これからもチャレンジしていきたい」と話した。
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