東小学校=西区東ヶ丘=で11月11日、日本車いすバスケットボールアカデミー(熊谷昌飛代表理事)による出張授業が行われた。
車いすバスケットボール選手であるパラアスリートの講師2人が同校を訪れ、4年生の児童約50人が参加。競技やルールについての説明を受けた後、実際に車いすに乗り、操作体験やクラス対抗の試合を行った。片手で車いすを動かしながらボールを扱うことに苦戦しながらも必死でボールを追いかけていた。また、仲間のプレーに声援を送っていた。
体験後、村林愛実さんは「車いすバスケは誰でも一緒にできることが分かった」、岡崎大さんは「これから障害のある人を見かけたら声をかけたい」と話した。
質問タイムでは、「競技を始めたきっかけは」「お風呂に入るときはどうするのか」など、多くの質問が飛んだ。日常で不便なことを聞かれた代表理事の熊谷さんは「段差に困ったり、高いところにあるものが取れなかったりするが、基本的にはみんなと同じように生活している」と答えていた。
同団体は関東圏の小中学校を中心に出張授業を行っている。熊谷さんは「いろいろなことに興味を持って挑戦してほしい。障害がある、ないに関わらず他者を思いやる気持ちを持ってもらえたら」と話した。
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