横浜デザイン学院=西区中央=2年の田中孝枝さんが西消防署(和知治署長)のマスコットキャラクターを制作した。11月15日には防火・防災の啓発に貢献したとして、同署から感謝状が贈呈された。
キャラクター制作は市の公民連携により行われた。同学院の生徒28人のデザインの中から署員や区内の事業所の投票で、昨年12月に田中さんの「にっしーパンダ」が選ばれた。
デザインは野毛山動物園で人気のレッサーパンダがモチーフ。消防服を着るレッサーパンダの帽子には「1」の数字が書かれ、同署が消防署発祥の地(第一消防署)であること、首元のリボンは「西」が表現されている。今年9月には新たに救急服バージョンも完成した。田中さんは「消防署や西区のことを勉強するきっかけになった。かわいくて親しみを持ってもらえるようにした」と話した。
「にっしーパンダ」はチラシやシール、缶バッチなどのグッズにデザインされ、イベントで配布している。署長は「キャラクターがあると目を引く。幅広い世代の方が火災やけがの予防などに関心を持つきっかけになれば」と話した。
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