「横浜市招待国際ピアノ演奏会」の出演者4人と小中学生15人の交流会が11月15日、横浜みなとみらいホールのレセプションルームで開かれた。同演奏会は世界中から将来を嘱望される才能を発掘し広く紹介することを目的として1982年から行われている。今年は世界各地から4人(タチアナ・ドロホヴァさん、ガブリエーレ・ストラータさん、三浦謙司さん、オルランド・バスさん)が出演した。
交流会では生演奏の披露と質疑応答が行われた。子どもたちは、ピアニストになるためにどんな努力をしてきたか、演奏時に気を付けていることなどを質問。「作曲家が何を伝えたいのか考えて自分の中で落とし込む」「一体感を大切に、観客の息遣いに耳を傾ける」などの答えをメモを取り真剣に聞いていた。
最後は4人から「何をするにも楽しみ、喜びがあれば良い」(オルランドさん)「思いを強く持って突き進むことが大切」(ガブリエーレさん)「周りにある幸せを楽しんで」(タチアナさん)「好奇心を失わず、やりたいことは何でもやってみて。練習はしすぎずに」(三浦さん)とメッセージが送られた。
川崎市在住の生井瞬さん(10)は「音が小さいところは身体も小さく、指を軽くして演奏していた。真似したい。『いろいろなことに好奇心を持って』という言葉が印象的だった」と話した。
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