桜木町ぴおシティのゴールデンギャラリーで12月7〜9日、小中高生を中心とした「第42回ぴおシティ書道コンクール」の作品展が行われた。桜木町ぴおシティ商店会(平出揚治会長)主催、環境省(関東地方環境事務所)などが後援。
今年を象徴するテーマ「新紙幣」にあわせて学年ごとに課題が設けられており、「和紙の技術」や「偽造防止」など、応募があった約2300点の全ての作品を一堂に展示。子どもの作品を見に、多くの家族が会場に足を運んだ。上位入賞者として最高位の特待生に市原大翔さん、横浜市教育委員会賞に西川菫さん、澤田彩良さん、江藤那南さん、大貫ひかりさん、劉晴櫻さんら61人が選ばれた。
同コンクールでは2010年から、使い終わった半紙を再生したエコ半紙「未来箋(みらいせん)」を指定用紙にしている。「まだSDGsが提唱される前から、環境に配慮したエコ半紙を導入した」と平出会長。「年々作品がレベルアップしている。ユネスコ無形文化遺産の候補になっている書道を、子どもたちの世代にも繋いでいけたら」と話した。
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