南区選出の自民党・遊佐大輔市会議員(43)が12月20日に辞職した。
遊佐氏は廃棄物処理業者勤務を経て、菅義偉元首相の秘書になり、2011年の市議選で初当選。15年、19年、23年の市議選はいずれもトップ当選を果たしていた。
辞職の理由について遊佐氏は「世界各国の大学と日本の企業をつなぐことに挑戦したいと思うようになった」とし、すでにカンボジアで活動を行っているという。すでに起業し、秘書として仕えた菅元首相が力を入れてきたインバウンド政策の課題解決に取り組みたいとしている。
補欠選挙実施へ
南区の市議定数は4。公職選挙法では、定数の6分の1以上の欠員が出た場合は50日以内に補欠選挙を行うことになっており、2月に実施される可能性が高い。
遊佐氏は後継について、「菅さんに一任している」と話し、自民党は候補者選びを進めている。
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