意見広告・議会報告
中学生の校外活動を支援 ニッタオンライン市政報告78 地下鉄割引制度の継続を 横浜市会議員(南区) 仁田(にった)まさとし
2025年度の市予算案を審議する市会定例会が行われています。私は3月7日、交通局とにぎわいスポーツ文化局の審査で質問しました。
交通局の審査では、中学生校外活動支援運賃制度について質問しました。この制度は中学生が部活動などの校外活動の際、小児運賃で乗車できるものです。交通費の負担が大きいという保護者からの声を受け、公明党市会議員団が子育て・青少年施策として要望し、20年度に始まりました。
利用者数は右肩上がりで、今年度は延べ5万人を超える利用が見込まれています。教員からは「保護者へ校外活動を提案しやすくなった」などの声が出ており、市民のニーズにマッチした意義のある制度です。未来を担う子どもたちのために、この制度を継続させることを求めました。
電気自動車バス導入
続いてEV(電気自動車)バスについて質問しました。脱炭素へ向けた取り組みとして、環境に配慮したEVバスの導入が全国で進んでいます。予算案では4両のEVバスを試行導入することになっていますが、ディーゼルバスに比べて価格が約3倍であることや充電設備が必要など、資金面が課題です。
私が視察した東京都大田区のEVバスで導入されている冷房効率を上げる対策などを紹介し、「効率的な運行に向けて、執念をもって取り組んでほしい」と脱炭素化を積極的に進めることを要望しました。
文化ビジョンに気候変動対策
にぎわいスポーツ文化局の審査では、市が来年度から策定を始める「横浜未来の文化ビジョン(仮称)」について質問しました。
市の文化芸術創造都市施策を発展させ、概ね10年後の横浜の将来像を描くものです。施策を進めたこの20年で「創造都市」の都市像が市民の中で共有されているとは言い難く、新ビジョンでは新たな方向性を示すべきと主張しました。市民生活に近い場所での取り組みを通して地域課題の解決など、文化振興とまちづくりを結び付けるものとすべきです。
さらに、ビジョンには文化芸術分野での気候変動対策の具体的な施策を盛り込むべきと訴えました。文化芸術は長い時間をかけて、歴史やまちに根差すものです。横浜で文化を花開かせ、都市の力を高めるには長い時間をかけて取り組むべきだとも伝えました。
私は今後も子育て・青少年施策の充実や脱炭素への取り組み、横浜の文化振興へ尽力します。
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