県立横浜平沼高校(小島由美校長)=西区=の生徒と市会議員が横浜の未来について対話する会が3月14日、同校で行われた。
同校の生徒が発案し、市議の有志が参加する「こども・子育て議員連盟」が窓口となって企画が進められた。市立高の生徒と市議の対話企画はこれまでもあったが、県立高の生徒とは初めて。
防災、子育てなど
同校の生徒会役員ら約30人と市議14人が参加。テーマを「交通」「子ども・子育て」「環境」「空き地・空き家」「高齢化」「防災・減災」に分け、グループで話し合った。
防災・減災のグループでは、生徒が「学校で行う避難訓練に市議や防災の専門家が参加してほしい」と要望を述べ、市議が「学校に専門家を派遣する取り組みを行っているところもある」と応じた。また、市議は「地域の防災訓練の参加者は町内会役員らがほとんどで、子どもも参加してほしい」と地域の防災力を高めるには幅広い世代の協力が必要だと訴えた。
約1時間半の対話を終え、同校2年の林馨さんは「今まで市議と話す機会はなかったが、市議にとって私たちの意見が重要だということが分かった」と感想を語った。市議からは「議論だけで終わらずに、次の行動へ向けた一歩を踏み出してほしい」と期待する声が聞かれた。
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