９月１日は「防災の日」。４年前の東日本大震災や昨年の広島土砂災害を教訓に、中区と西区では、この日に合わせて住民や関係機関と協力して防災訓練を行う。横浜市の総合防災訓練会場として担当区である中区は、９月６日（日）、山下公園を会場に市と合同で総合防災訓練を行う。
市と合同開催の中区総合防災訓練は９月６日（日）午前10時から正午まで、山下公園をメーン会場として実施される。９都県市合同防災訓練の横浜会場を兼ねる。
会場内では午前10時30分から自治町内会、港中学校生徒、障害者団体や消防団らが参加して初期消火、津波避難訓練などを実施。
10時40分からは中土木事務所、建設業協会などによる道路の障害物除去による軌道確保の訓練や、港中・本町小・大鳥小の３校では９都県市からの救援物資受入れも行われる。
11時からは中消防署やみなと赤十字病院、中区医師会・薬剤師会などが参加し医療機関連携訓練として救護所の開設・運営、被災者の処置優先順位をつけるトリアージなどを実施。また11時25分からは消防団と中消防署による放水も。民間事業者などによる防災啓発ブースも設置される。一般市民の見学可能。詳細は中区役所総務課【電話】０４５・２２４・８１１２。
10月、遺体取扱訓練も
10月29日には、中区初の「多数遺体取扱訓練」が中スポーツセンターで行われる。医師会、歯科医師会、葬祭業者、警察などが協力して遺体安置所の開設から収容、検視、身元確認、納棺、引き渡しまでを行う。
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