西区の不動産会社、横濱コーポレーション株式会社が2月9日、県立横浜平沼高校野球部にボール10ダースを寄贈した。
同社代表の菅沼勇基さん(30)が起業し、みなとみらいにオフィスを構えて4年。小学校から大学まで野球を続けていた菅沼さん。公立学校野球部の予算の厳しさも知っていただけに、「起業して会社を軌道に乗せられたら、自分を育ててくれた野球、そして地域に還元したいとずっと思っていた」と今回の寄贈のきっかけを語る。
当日は、同校の小野力校長を訪れ、ボールを寄贈。小野校長は「真新しいボールをこんなに頂き、本当にありがたい。部員たちの励みになります」と感謝を述べた。
菅沼さんは社会貢献の一環としてこのような寄付を今後も地域で続けていきたいとし、賛同する経営者も募集している。
「野球ばかりしてきた自分でも起業できる。夢は叶えられるということを学生や子どもたちに伝えていきたい」と語る菅沼さん。「将来は神奈川で野球の独立リーグを設立したい。経営と同じ直向さで取り組みたい」と熱い想いを語った。
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