神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中区・西区版 公開:2017年4月20日 エリアトップへ

「四足最速の人類」本牧に 世界記録保持者 いとうけんいちさん

スポーツ

公開:2017年4月20日

  • LINE
  • hatena
「2足より4足の方が4倍体力を使う」といとうさん
「2足より4足の方が4倍体力を使う」といとうさん

 名刺の肩書は「四足最速の人類」。後にも先にも見たことがない。手足を使って走る「四足走行」を競技として追求している、都内在住のいとうけんいちさん(34)が4月、中区本牧原に四足走行とボルダリングが学べるジムを開設した。

 小さい頃からサルが好きだった。13年前、サバンナに生息し「サル界でも最速」と言われるパタスモンキーが、時速50Km以上で走る姿を目撃。早速、手足を使って走るその姿を模写してみたところ「速く走れた」。以来、独学で四足走行を研究し続けている。

 「奇をてらっているように見えますが、根詰めて研究しています」と本人。手本となったのは動物。時には動物園の檻の前で四足歩行を実践し、飼育員を驚かせたことも。「走法」も徐々に変化し、馬のように手足を動かす「パタスモンキー型ギャロップ走行」が今の形。連日6時間の練習を重ねた結果、手のひらには肉球のような豆ができ、手首の付け根はかかとのように硬い。100mを四足での”ギネス世界記録”15秒71で駆け抜けるその姿は、どこか野性味を感じさせる。

 いとうさんにとって、本牧のジムは初めての指導拠点。「四足で登り、四足で走る」をテーマに、四足走行とボルダリングが体験できる。「僕も34歳で、アスリートとしては長くない。自分が競技を辞めても四足走行の灯をともし続けたいとジムを開いた」。夢は「本牧から四足走行の世界チャンピオン」を輩出することだ。
 

中区・西区・南区版のローカルニュース最新6

納税功労者を表彰

納税功労者を表彰

中税務署など10団体

11月23日

貧困・飢餓撲滅へ 日本の若者たちがチーム設立

納税普及に尽力した個人・団体を表彰

納税普及に尽力した個人・団体を表彰

横浜南税務署管内の4区

11月23日

「横浜10大ニュース」で2024年を振り返る

「横浜10大ニュース」で2024年を振り返る

投票受付中、抽選でプレゼントも

11月23日

初の「よこはま子ども国際平和シンポジウム」で小中学生ら議論

光と音楽が織りなす横浜冬の風物詩「ヨルノヨ2024」

光と音楽が織りなす横浜冬の風物詩「ヨルノヨ2024」

12月5日から30日、都心臨海部で

11月22日

あっとほーむデスク

  • 10月17日0:00更新

  • 7月18日0:00更新

  • 7月4日0:00更新

中区・西区・南区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月23日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook