市政レポート㉓ 市会第三回定例会を終えて
先月20日横浜市会は、36件の議案と28年度決算の審査を終え、43日間の会期を閉じました。
会期後半の決算審査では第二委員会副委員長を務めましたが、会期真っ只中で衆議院が解散し市会議員としての責務を果たしつつ政党人として総選挙の勝利を目指す事態となりました。
公明党は結果として目標を下回ることとなりました。今後はさらに国政との連携も強化し有権者の理解を得られるよう努めて参ります。
「データサイエンス学部」市大に新設へ
行政が保有する様々なデータや、インターネットを介してやり取りされている膨大な情報を、従来の統計学による分析に加え、社会の課題解決に活かすために読み解き、わかり易く「見える化」できる人材の育成が強く求められています。
横浜市立大学では来春からデータサイエンス学部を新設すべく手続きを進めてきました。今会議で議決したことで、各界から期待の大きい首都圏初の学部新設の条件が整いました。
がん医療や救急出動予測にビッグデータ解析導入
市議会では今年3月「横浜市官民データ活用推進条例」を制定し、データサイエンスによる行政課題の解決に積極的に取り組むこととしました。
医療局は厚労省提供の診療報酬に関する匿名化情報からがん医療の在り方を、また消防局は今後の救急車配置の最適化を探るため、市大と連携し作業を開始しており成果が待たれます。
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