横浜と元町・中華街を6駅で結ぶみなとみらい線の「みなとみらい駅」に、可動式のホームドアが整備された。3月31日から稼働している。
扉と戸袋には強化ガラスを使用し、視認性の良さを確保。ホーム柵は高さ1・3mで、開口部の幅は約2・5m。また戸袋部分に32型の縦長デジタルサイネージ(電子画面)を内蔵する。デジタルサイネージは、上り下りの両ホームに合計52台あり、その内32台は企業広告、その他の20台は業務用として行政情報などを掲示している。
みなとみらい線を運行する横浜高速鉄道(株)=中区元町1丁目=の担当者は「駅が地下空間なので、空間の広がりを感じられるように透過型の扉にした」と説明する。また、色やデザインなど、駅のトーンに合わせ、シックなものとなっている。
2020年度に全駅
同社は1日の乗降客数10万人を超える横浜駅に安全確保を目的として2015年3月、ホームドアを設置。今回、2番目に乗降客数(1日約8万3千人)の多いみなとみらい駅が選ばれた。同社では2020年度中に、のこり4駅も整備する方針だ。
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