西消防署(宮川淳一署長)は12月4日、住宅展示場のtvkハウジングプラザ横浜=西区西平沼町=と防火・防災に関する覚書を締結した。
これにより、同展示場での消防訓練の実施や、火災予防や住宅防火などの啓発パンフレット配布、イベント開催時のブース設置などが行われる。
市内では昨年までの過去10年間で、総火災件数のうち住宅火災が約4割を占める。また火災による死者の5割以上が住宅火災であることから、西消防署では住宅防火の推進が重要と考え、住宅展示場での活動がより明確な広報活動につながると今回の締結に至った。
西消防署は2016年に高島屋横浜店と災害時の協力に関する覚書を結んでいるが、民間事業者との防火防災に関する連携はこれが初めて。
同展示場内にあるヨコハマくらし館で行われた締結式には、宮川署長のほか(株)テレビ神奈川ecom事業局から伊藤薫局長らが出席。両者が覚書に署名した。
伊藤局長は「今までも防火防災イベントや情報提供を行っていたが、今回の締結で更に地域の防火防災に協力できれば」とあいさつ。宮川署長は「覚書により更にお互いの資源を最大活用し、効果的な普及活動施策を推進できる。市民の安全安心につながると大いに期待している」と応えた。
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